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自然に生まれるそれぞれのエシカル①~例えば、いちごジャムからエシカルが生まれる話~

FM COCOLO DJを務める加美幸伸さんと、新しい表現の形に挑戦し続ける歌手の古川真穂さんにお話を伺ってきました!

· エシカルに生きよう(インタビュー)

「エシカルって、押しつけではなく、受動的なものでもなく、自然発生的にできあがるものだと思うんです。」

 

加美さんのお父様はよく”エシカル”という言葉を使っていたそうだ。

そんな加美さんが話してくださった、エシカルに対する思いは、私の感じているものととてもよく似ていた。

 

「たとえば、おいしいいちごジャムを食べたとする。どこでできたんだろう、と見てみると産地が書いてある。栃木県か、ちょっと行ってみよう、となる。

 

農薬を使っていないとか、太陽の下で育ったいちごはとても美味しいとか、そこで見た色々なものが、自分の中で”エシカル”なものとして書き換わっていく。そんな自然発生的なものが良いと思うんですよね。それが正しいか正しくないかは、その後で、先人たちからの智慧として残っているものを参考に考えればいい。」

 

加美さんはおなじみの温かみのある声で、さらに続ける。

 

「エシカルってそんな風に、自分の考えと組み合わさってできていくものなので、それぞれ違って当たり前。電車で席を譲った方がいいと思う人と、譲ってほしくない人がいたとき、それはどちらのエシカルも正しいんですよね。

 

だから、イベントで”エシカルのためにこうしよう!”と決定づけてしまったり、それを来た人に押しつけてはいけないと思う。」

 

それぞれの「エシカル」。認め合うためにはどうすればいいのか。

 

「僕はつまり、エシカルってコミュニケーションのことなんではないかと思うんです。エシカルについて、自分の価値観について、もっと発信して、受け入れ合う。山のお寺なんか、そんな語り合いをするのにもってこいですよね。」

 

ふむふむ、そんな語り合い、とっても面白そうじゃないか。なんてつい考えてしまう。

 

「エシカルには定義がない。誰に対しても平等にエシカルはある。

 

そういえば、以前海外の駅の中で驚いたことがありました。少年がおもむろに笛を吹き始めたんです。そしたらおじいちゃんが寄っていって、注意するのかな、と思ったら手拍子を始めた。数分後にはものすごい盛り上がってました 笑

 

常識とかそういうものを越えて、表現したり受け入れたりって、日本ではあまりないけど、面白いですよね」

 

「そうそう、僕は実は、真穂ちゃんってすごく”エシカル”な存在だと思う」

加美さんがふと、真穂さんの方を向いて言った。

 

(②に続く)

 

 

 

加美幸伸(Yukinobu Kami) Profile
1964年9月26日生。ラジオDJ歴27年。現在はFMCOCOLOで『The Magnificent Friday』『VIntage Hits Parade』『Saturday Magnificent Camp』の3番組を担当。
ミュージシャンへの熱いインタビューには定評がある。
幕間寸劇ボサノバ一座「ScatRaw」の座長として、また自身も「加美ラジオ」として朗読、芝居、トークショウなど自主企画をプロデュース。
またプロレスなどを中心にスポーツ分野での活動も多数。

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